立位や歩行時に痛む腰部疾患

立位や歩行時に痛む腰部疾患

50代以上の方に多い脊柱管狭窄症タイプ

今回はご高齢の方に多い脊柱管狭窄症タイプに関してです。

歩行や立位により腰椎が前弯することで脊柱管が狭窄します。
歩行時の腰椎反りすぎによる脊柱管の狭窄が5分継続することにより、腰部神経への血流障害を起こし下肢が痛くなります。
歩き始めは痛くなく5分ぐらい歩くと痛くなりますが前屈みになることで楽になりまた歩き始められます(間欠性跛行)。

※歩き始めから痛い場合は別のタイプになるので注意が必要です。
※脊柱管狭窄症の場合、血流障害を改善させるオパルモンを処方しても効かないことが多いそうです。

痛みを軽減させるために、腸腰筋(腸骨筋と大腰筋)や大腿筋膜張筋(TFL)などの関連する筋肉のspasm(凝り固まり)をマッサージ等で解消したいですね。